イノベーションの商業化のためのネットワーク:多様なネットワークアクターがどのように貢献しているか

Leena Aarikka-Stenroos, Birgitta Sandberg, Tuula Lehtimäki (2014)

イノベーションの商業化のためのネットワーク:多様なネットワークアクターがどのように貢献しているか」

 

(概要)

  • 戦略的、産業的、社会的ネットワークなどの多様なネットワークアプローチは、イノベーションの商業化に貢献する。
  • 貢献者としてのネットワークアクターは、商業化タスクを実行し、採用・普及を促進することにより、市場を創造することに寄与する。

 

(詳細はこちら)

http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0019850113002253

 

 

「エビデンスに基づく政策形成」に関するエビデンス

森川正之(2017)

エビデンスに基づく政策形成」に関するエビデンス

 

(概要)

  • 総じてEBPの必要性への認識は極めて高いが、政策実務者自身EBPがあまり実行されていないと認識しており、政策研究者や国民一般はより厳しい見方をしている。
  • EBPの障害としては、統計データの解析や学術論文を理解するスキルが欠けていること、エビデンスと無関係に政策決定が行われること、政策現場にEBPの慣行・組織風土が乏しいことが指摘されている。
  • 国民一般のEBPへの理解度はあまり高くないが、高学歴者、特に理科系出身者は、EBPの必要性への意識が高い。
  • 定量的に見て、日本政府の白書における学術研究に基づくエビデンスの活用度は、国際標準に比べて十分とは言えない。

 

(詳細はこちら)

www.rieti.go.jp

中小企業におけるオープンイノベーション-仲介ネットワークモデル

Sungjoo Lee, Gwangman Park, Byungun Yoon, Jinwoo Park (2010)

「中小企業におけるオープンイノベーション-仲介ネットワークモデル」

 

(概要)

  • 中小企業のオープンイノベーションを促進するための効果的な方法として、ネットワーク構築は有効なものである。

 

(詳細はこちら)

http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0048733309002248

 

中小企業の開発に影響を与える要因の概念フレームワーク:起業家の形質と中小企業のパフォーマンスの関係に関する仲介要因

Ignas G. Sidik (2012)

「中小企業の開発に影響を与える要因の概念フレームワーク:起業家の形質と中小企業のパフォーマンスの関係に関する仲介要因」

 

(概要)

  • 起業家の特性と中小企業の企業業績との間には正の相関関係があるものの、まだ結論は出ていない。両者の間には、介在する構造があることを示唆している。
  • 既存の研究では、起業家の特性と企業業績との関係を明らかにしうる5つの二次構造物が提案されている。
  • 具体的には、(1)革新的な業績、(2)イノベーション能力、(3)組織探索、(4)マーケット指向、(5)起業家精神である。

 

(詳細はこちら)

http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2212567112003516

 

中小企業の業績に対するネットワーク効果の影響

Peter Naudé, Ghasem Zaefarian, Zhaleh Najafi Tavani, Saeed Neghabi, Reze Zaefarian (2014)

「中小企業の業績に対するネットワーク効果の影響」

 

(概要)

  • 感情的知性が「起業家のスタイル」、「ネットワーク構造」、「外部ネットワーキング」の取り組みを促進することを示している。
  • 中小企業のパフォーマンスは、「ネットワーク構造」と「外部ネットワーキング」の両方の動作の影響を受ける。

 

(詳細はこちら)

http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0019850114000157

 

輸出振興セミナーは効果的か?-ランダム化比較試験による検証-

Yu Ri Kim, Todo Yasuyuki, Shimamoto Daichi, Petr Matous (2016)

「輸出振興セミナーは効果的か?-ランダム化比較試験による検証-」

 

(概要)

  • ベトナムの衣料産業における中小企業を対象に、輸出振興のための情報提供および動機づけを目的としたセミナーの効果を検証した。
  • セミナーの参加は、ほとんどの企業において輸出に対する準備行動や意識、実際の輸出に影響を及ぼさなかったことが見出された。
  • 規模の大きな企業や以前輸出経験がある企業、すなわち生産性が高く潜在力があると考えられる企業は、セミナーに参加することで輸出を始める(再開する)傾向が大きくなっていた。
  • これらの結果は、生産性の高い企業に対しては情報提供が有効な輸出振興施策であるが、発展途上の企業に対しては生産性を向上させることが先決であることを示唆している。

 

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研究開発の連携:多様性はイノベーションの成果を高めているか?

Areti Gkypali, Despoina Filiou, Kostas Tsekouras (2017)

「研究開発の連携:多様性はイノベーションの成果を高めているか?」

 

(概要)

 

(詳細はこちら)

http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0040162517301695