オープンイノベーションにおける市場の失敗を探る

Nola Hewitt-Dundas, Stephen Roper (2017)

「オープンイノベーションにおける市場の失敗を探る」

 

(概要)

  • 英国におけるオープンイノベーションの取り組みについて、成約の平均レベルが最適レベルを大幅に下回っている。この原因として考えられるのは、(1)企業におけるオープンイノベーション潜在的な利益に対する理解の欠如、(2)潜在的なパートナーの能力に関する情報の欠如、(3)潜在的なパートナーの信頼性に関する情報の欠如等が考えられる。

 

(詳細はこちら)

journals.sagepub.com

 

地方創生政策と地方消滅論の諸問題 : 北海道における地域戦略の検討から

小田清(2017)

「地方創生政策と地方消滅論の諸問題 : 北海道における地域戦略の検討から」

 

5年後、10年後に、『地方創生』はどのように評価され、語られるのか。。。

雲行きはだいぶ怪しいと個人的には感じてはいますが。。。

 

ひとまず最新の論文から。

http://hokuga.hgu.jp/dspace/handle/123456789/3220

観光地域づくりの施策検討ツールの開発に関する研究 : 観光ビッグデータによる実証的解析を通して

宮野幸岳(2017)

「観光地域づくりの施策検討ツールの開発に関する研究 : 観光ビッグデータによる実証的解析を通して」

 

(概要)

  • 観光地域づくりにおけるマーケティング・リサーチのツールとしてビッグデータの適用と課題について具体例を挙げながら論考している。
  • 観光分野での動態データ分析の活用は、その地域の課題発見や、解決法の検討、各種施策等の効果測定など、目的を持っておこなわれるべきである。
  • 当該地域の実態を踏まえた観光戦略の策定や施策実施後の検証など、現場の視点に基づく取り組みが重要である。

 

(詳細はこちら)

geitan.repo.nii.ac.jp

インキュベーターとアクセラレーター:英国における最新ディレクトリ

Christopher Haley, Jonathan Bone, Olivia Allen(2017)

インキュベーターアクセラレーター:英国における最新ディレクトリ」

 

nestaのブログより。英国におけるインキュベーターアクセラレーターの動向に関するレポート。

アクセラレーターの半数以上がロンドンに所在しているものの、他のスタートアップハブとなるような地域でも、徐々にアクセラレーターが増えている模様。今後は一方通行の数がインキュベーターの数を上回ることが予測されるという。日本ではまだまだ行政系、大学系のインキュベーターが主体ですが、都市部ではすでに多くのアクセラレーターが存在感を増しつつあり、これが英国同様他地域にも波及していくか、両者の機能や役割、成果等にも目配せしながら、今後の動向に目を向けていきたい。

 

(詳細はこちら)

www.nesta.org.uk

自然災害時における中小企業の事業継続に関する調査事業報告書

中小企業庁(2017)

「自然災害時における中小企業の事業継続に関する調査事業報告書」

 

(概要)

自然災害における中小企業の事業継続に関する調査事業(委託業務)を実施し、被災中小企業対策のあり方や中小企業の事前の備えを促すための課題等を検討しました。 この度、内容をとりまとめ、報告書を公表します。※下記URLより引用

 

(詳細はこちら)

www.chusho.meti.go.jp

社会的インパクト評価の実践による人財育成・組織運営力強化調査

先ほど紹介した内閣府による社会的インパクト評価に関する調査の続き。

別添1の事前研修資料はきれいにまとまっていて、考え方を整理するのに最適。

 

(調査の目的)

平成27年度、内閣府では「社会的インパクト評価検討ワーキング・グループ」を設置し、社会的インパクト評価の基本的概念と今後の対応策について整理を行った。同WGの報告書では、社会的インパクト評価の普及に向けた今後の主要課題の1つとして、評価を担う人材の育成と事例の蓄積を挙げている。
そこで、社会的インパクト評価の実践を通じて、優良な評価事例の蓄積や課題の抽出を行うとともに、こうした実践を通じて社会的インパクト評価を担う人材を育成することにより、社会的課題の解決を担う組織(社会的企業)の運営力の強化を図ることを目的に調査を行った。

 

(ファイル一覧)

(詳細はこちら)

www.npo-homepage.go.jp