ネットワーク仲介者またはヒットメーカー?インキュベーションがスタートアップ投資に及ぼす影響の分析
Frank J. Van Rijnsoever, Marijn A. Van Weele, Chris P. Eveleens(2017)
「ネットワーク仲介者またはヒットメーカー?インキュベーションがスタートアップ投資に及ぼす影響の分析」
(概要)
- 『ヒットメーカー』メカニズムとは、インキュベータからの資源や知識等の直接移転による有益な効果を指。一方、『ネットワーク』仲介者の仕組みは、インキュベーターのネットワークを介して外部の資金調達源に接続されていることにより、スタートアップ企業が享受する利益を指す。
- 西欧と北米の技術起業家935人の調査から得られた結果は、インキュベーターが(1)スタートアップ企業が得る資金調達額、(2)スタートアップ企業がオフィシャルな投資家や銀行から資金を引き付ける能力にプラスの効果があることが明らかになった。
- さらに、インキュベーションに関して、ネットワーク仲介者としてのエビデンスは得られたが、ヒットメーカーとしてのエビデンスは得られなかった。
(詳細はこちら)