企業規模に応じた政策と企業の成長
細野薫・滝澤美帆・鶴光太郎(2017)
「企業規模に応じた政策と企業の成長」
(概要)
- 日本における「中小企業」の定義の変更(1999年)という制度改正後に中小企業から大企業に成長した企業は、その後、中小企業にとどまった企業と比べ、研究開発比率(対売上高)が低下する一方、生産性や利益率は上昇傾向が見られた。
- これらの結果は、日本における規模に依存した政策は、資本構成、研究開発、および営業パフォーマンスに歪みをもたらしている可能性を示唆しているが、その程度は産業によって大きく異なることを示唆する。
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