地域とか、政策とか

地域産業、中小企業政策の成果・効果について、もやもやと考えながら綴るブログ(当面は主に論文紹介)。

新技術ベースの企業、戦略的提携、オープンイノベーションの相互作用、イノベーション文脈の地域システム

Jean-Pierre Segers(2015)
「新技術ベースの企業、戦略的提携、オープンイノベーションの相互作用、イノベーション文脈の地域システム」

 

(概要)

  • 企業は複雑な地域イノベーションネットワークやスタートアップ/スピンオフのエコシステムに加わり、オープンイノベーション活動を組織化するようになっている。新興企業と高成長企業は、オープンイノベーション戦略を採用する必要がある。オープンイノベーションアプローチは、「地域の成長可能性」と「企業・地域相互の長期的利益」を創出するうえで、小規模および大規模な企業と地域にとって新しい手法と知見を提供するものである。イノベーション・エコシステムの開発は、将来の持続可能な地域成長のための前提条件なのである。
  • ライフサイエンス、特にバイオテクノロジー産業は、ベルギーにおける新たな持続可能な経済発展の重要な地域クラスターになっている。ベルギーのバイオテクノロジークラスターの事例分析によれば、新しいバイオテクノロジー企業と既存の大規模かつ国際的な(バイオ)製薬企業との間の戦略的技術提携は、これらの新しいバイオテクノロジー企業の生存と成長に重要な影響を及ぼしている。
  • 持続可能な発展を達成するために、クラスターは科学者へのアクセスが良好で、オープンイノベーションが創造性につながる新しい共同モデルやオープンキャンパスモデルを採用することが望ましい。これは企業間や大学間の研究者の移動を意味している。企業レベルでは、企業が複数のプロジェクトや製品ポートフォリオ、高い適応力、強固なテクノロジープラットフォームを持つことが重要である。

 

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