普段、比較的行政に近いポジションにて、
中小企業支援や地域産業振興に携わる仕事をしています。
特に、中小企業支援や地域産業振興に関する様々な施策・政策は、
「とりあえず、他地域の事例を視察・導入してみる」
「とりあえず、セミナーやフォーラムを開催してみる」
「とりあえず、補助金・助成金を出してみる」
そんなものばかりで、成果があまり意識されておらず、
結果として、人・時間・お金の浪費に終わってしまっているケースが多い。
国や地方自治体、そしてそれらの外郭団体等が実施する事業に対する率直な印象です。
地域の課題を客観的なデータに基づいて把握・共有し、
それを根拠に事業・政策を立案・計画する。
実際に事業・政策を実施したなら、成果をきちんと可視化する。
それによって、やりっぱなしではなく、反省・改善の過程を減ることで、
より効果的・効率的な取り組みが可能になる。
最近は「社会的インパクト評価」や「エビデンスに基づく政策」の重要性について、
徐々に認知されてきてはいるものの、国内を見渡せば、
成果の可視化を図る研究自体は非常に少ない印象です。
明確かつ普遍的な方法論はないかもしれませんが、
地域課題や政策効果の可視化を推進していくため、
まずは備忘録として、国内外の様々な研究論文等を記録していきます。
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