都市における構造変化と生産性

Ron Martin, Peter Sunley, Ben Gardiner, Emil Evenhuis, Peter Tyler(2017)

「都市における構造変化と生産性」

 

(概要)

  • 1970年代以降の英国85都市の生産性向上経路の違いを分析し、これらの経路が都市の構造変化の性質の違いをどの程度反映しているかについて分析している。
  • 生産性は1971年から1991年の間に都市間で収束する傾向があったが、その後は収束がなくなり、やや分散傾向にある。
  • 部門内の生産性の変化は、ほとんどの英国の都市で、生産性の伸びの差を説明する構造的な変化を上回っている。これは都市成長の原動力として専門分野に政策的支援を割り当てることを疑問視する結果であり、都市の大半のセクターの成長・成果に影響を与える都市特有の要因の役割を指摘している。

 

(詳細はこちら)

http://www.cityevolutions.org.uk/working-paper-structural-change-and-productivity-growth-in-cities/