子供の貧困対策支援システムの在り方と運用方法に関する実証研究/地域振興に有効な教育実践の社会経済的効果測定に関する実証研究
文部科学省の地域政策等に関する調査研究として取りまとめられた調査報告書より。
産業政策や中小企業政策とは少し論点が異なりますが参考までに。
- 子供の貧困対策支援システムの在り方と運用方法に関する実証研究
- 地域振興に有効な教育実践の社会経済的効果測定に関する実証研究
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日本の中小企業における利益の質に関する実証分析
金鉉玉・安田行宏(2017)
「日本の中小企業における利益の質に関する実証分析」
(概要)
- 中小企業の利益の持続性は上場企業のそれよりも相対的に低い。
- 中小企業においてわずかな黒字を計上する企業が目立つ。これは損失回避を示唆する結果であり、利益調整の観点からすれば、利益の質が低いと考えられる。
- 中小企業の方が上場企業に比べて会計発生高の質が低い。
- 利益の質の改善の観点からすると、本稿の分析結果は概ね中小企業の会計情報の信頼性向上を目指す方向性を首肯するものであり、この意味で「中小企業の会計に関する基本要領」の政策的取り組みを支持するものといえる。
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構造改革、イノベーションと経済成長
青木浩介・原尚子・古賀麻衣子(2017)
日本銀行から発刊されたワーキングペーパーより。
(概要)
- 1990年代以降、日本の生産性が米国と比べて大きく後退した背景について、世界で最も先進的な技術を有する国(フロンティア国)との生産性格差に着目した内生的成長モデルに基づいて考察。
- 日本経済は、1980年代後半までは望ましいキャッチアップ成長経路にあったが、その後、イノベーション成長経路への移行が失敗し、停滞の罠に向かう経路をたどった可能性があるとの結果が得られた。
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https://www.boj.or.jp/research/wps_rev/wps_2017/wp17e02.htm/
地方創生の文脈における「シンクタンク、コンサルタント」と「地方」
以下、セットで読みたい。
1) 木下斉「地方を滅ぼす「名ばかりコンサルタント」~パクリの再生計画」に自治体の未来はない~」
2) 小林味愛(2015)「地方創生における「外もの」の活用可能性~地方創生のための地域側と「外もの」の覚悟~」